「自炊」について

「自炊」について

唐突ですが、「自炊」ってご存知でしょうか。
もちろん思い浮かべるのはご飯を自分で作ること、ですよね。
今回、私が言いたいのは
実は本の電子化をすることも「自炊」と呼びますので、そっちの自炊の説明をしていきたいと思います。

本の電子化をする目的はたくさんありますが
1.何百冊あってもスマホやタブレットで持ち歩いていつでも読める。
2.持ち歩きたくない重たい本も楽々読める。
3.捨てるのはもったいないけど電子化しておけば心置きなく捨てられる。
4.デジタルの最大の良さ!拡大できる!(シニアに優しいです)

もっと色々あるのですがこれくらいにしておきます。
自分自身、
大量にある文庫本やマンガ
捨てられない技術書
など今まで本当に何百何千(言い過ぎ)の本を電子化してきました。

電子化の手順としては
1.裁断機で本の背を裁断します。
2.バラバラにしたページをスキャナを使用して読み取って電子化します。

言ってしまえばこれだけなんですけどね。
でもなかなか自身で機材揃えて、っていうのはハードルが高かったりします。
自分は10年近く前に、よく「裁断サービス」などを使用していました。
本を送ると背を落としてバラバラの状態にして送り返してくれるサービスです。
何度かそのサービスを利用しましたが、結局自分でやっちゃえ!って裁断機買うことになるんですけど。

一番恩恵を受けたのは、私、「京極夏彦」さんの小説にドはまりしていた時期がありまして(笑)
ファンならみんな知っている、彼の本の厚さ!
「枕」と呼ばれるくらいの厚さです。1冊1,000ページを超えるし厚さも5㎝以上のものもあります。
そんなの持ち歩けませんよね、、、
ということで電子化です!
※これは自分のiPadの本棚の一部です。

売ってる電子書籍みたいですが、自分で裁断した本です。
これはごくごく一部ですが、こんな形なら何㎏あろうが持ち歩けるし、何よりkindle Paperwhitte で読めば寝ながら読んでも怖くない!
(それでも持ったまま寝落ちして顔の上に落とすことも多々ありました)

「自炊代行業者」も存在していますが、もともと自炊は、著作権に気を付けなければいけません。本来、私的使用の範囲内であれば著作権侵害にはあたらない、ということなのですが、サービスとして行っている業者もいまだ存在します。

ご興味があれば参考ページを載せておきますのでご覧くださいね。

【自炊代行サービス】違法になる?法的問題点を解説
https://nao-lawoffice.jp/venture-startup/platform/jisui-daikou.php

「自炊」代行は著作権侵害 最高裁で確定
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/17/news150.html


今回は「自炊」についてお伝えしましたが、
大量に本があって困る!(いわゆる積ん読)とか
タブレットに入れて読みたい!とか
ありましたらご相談ください。

機材をお貸ししたり、場所をお貸しすることは違法ではないので、お手伝いやアドバイスはできます!お気軽に問い合わせくださいね!


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